「やぁ、きみかい?」
「(それをこっちに)よこせっていうのに!」
…なんて20代の若者が言うかなwwwなんか固いというか不自然な台詞というのか…。
それをガチガチのジュリーが演じるものだからどんだけ「棒」なんだよと余計感じるのかも知れません。
まるで顔の前にある台本をそのまま読んでるかのような棒演技振りで「この人、この先大丈夫かな?」と思う程でした。
しかしそれからたった3年後、ジュリーは「悪魔のようなあいつ」という連続ドラマに出る事に
なります。しかも全17話!
このドラマでは3億円事件の犯人であり、しかも膠芽腫(glioblastoma)という最も悪性の脳腫瘍に侵され、余命幾何もない身。
事件の時効が先か、命が散るのが先か…そんなギリギリのところで生きている男という難しい役どころ。
そんな役、大丈夫なのジュリー!と思ったらどうでしょう?
その僅か3年間でかなり演技力も上達し、それなりに見るに堪える感じになっていました!
このドラマはDVDで9巻セットであり、1~5巻でワンセット、6~9巻でワンセットという風に分かれています。
ジュリーが主役であったのに暴力や流血シーン・レイプシーンなどの過激さからお茶の間にはあまり浸透せず、
途中で打ち切りのピンチを迎えます。
話数が減ったせいで後半スピード感溢れる展開が余儀なくされ、2のDVDセットのみが大人気!
現在入手しにくい珍現象が起きています。
私はつい最近全巻入手したのですが、全部集めるのに5万円くらい飛んでいきました…(;´д`)トホホ
3億円強奪事件の時の年齢は僅かハタチ。
「悪魔のようなあいつ」とは勿論ジュリーのことを指しているのですが、孤児院育ちで学も無い彼が3億円強奪を
成功させたこと、単なる大金(←作中ではお金のことを“俺の青春”と呼んでいる)という存在以上の、この奪った
3億円がジュリー(演じる“可門良”という男)のアイデンティティであったのです。
だから死に物狂いで守り、行く手を阻もうとする相手は例え愛する者であろうと殺してしまいます。
この物語の原作はコミックで、まだ連載中だった為に途中でドラマが原作を追い抜いてしまう
カタチとなりました。
ドラマの方は結局事件の時効まであと残すところ75日というところでジュリーの命が散ってしまうのですが、
実際の事件とコミックは時効が成立しています。
ドラマはもう「これでジュリーが逃げ切れたらおかしいだろ」という展開だったので死ぬしかなかったのでしょうが、
ファンとしては何とか逃げ切ってほしかったですね。時効を迎えて自由になってほしかった。
でもまぁそもそも余命半年宣言されてましたので、自由になっても間もなく死んでしまうのでしょうが、それでもです。
ジュリーが主演した映画で
死なずにエンディングを迎えた作品が今のところ1本もない…例のTVドラマ
「同棲時代」だけでしょうかww
どの物語を鑑賞しても最後にジュリーが命を落としてしまうのでひたすら切ない。
それは当時の(あくまで「当時の」)本人のあの、みてくれだとか退廃的なムードだとか儚さとか故にそういう役が
つきまとうのでしょうか。
…ただ今回のこの作品のラストシーンでは蜂の巣にされたジュリーが血みどろで倒れるんですが、
最後凄く楽しそうに大笑いするんです。
その笑顔のまま「完」ってなって、本当に息絶えるシーンまでは映さないのがせめてもの救いだったなぁ….。
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